イナズマヒカリ（1988年生、母ヒンドゴツド）

イナズマヒカリ（1988年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時16歳）と交配したヒンドゴツドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北英牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方31戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

8月19日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

10月27日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったベルベットハニーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリアルサンマローに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1992年）

4月25日、約17か月半の休養明けで迎えた5戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の粟島特別（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

7月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5歳（1993年）

4月20日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C4-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C4-5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒木豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C4-5（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で黒木豊騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C4-4（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で黒木豊騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた19戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C4-2（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャピタルメロディから4馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリスクホクトから3馬身差の2着に敗北した。

9月7日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C3-5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレヒスイに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた23戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のインターダストをクビ差制して1着ゴールを果たした。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスターグランプリに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

11月9日、中1週で迎えた26戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（7戦3勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた27戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で端勝成騎手（8戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で端勝成騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターダストから1馬身半差の2着となった。

6歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた29戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマトウショウをハナ差制して雨中の激戦を制した。

4月12日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は端勝成騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（12戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（13戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（16戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（17戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた38戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で端勝成騎手（18戦3勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で端勝成騎手（19戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードクルーズに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月30日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で端勝成騎手（20戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェイロンから半馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた41戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で端勝成騎手（21戦4勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた42戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。