シャドウシューター（2008年生、母シャドウファイル）

シャドウシューター（2008年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋射手」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したシャドウファイルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方33戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の英明・瞳10月30日結婚記念杯。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月8日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月23日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月5日、中5週で迎えた3戦目は、B.プレブル騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた5戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の英明・瞳10月30日結婚記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフィクスドスターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月9日、中4週で迎えた9戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミツアキジュニアーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニホンピロサーシャを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月29日、中3週で迎えた11戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したフレンドチャンスを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2012年）

1月17日、中2週で迎えた12戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた14戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、久保田智誕生36周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた17戦目は、フルマラソン初完走記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月5日、連闘で迎えた19戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、白山特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったシンメイグレイスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた27戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったマハリクマハリタに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C13 16（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（17戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

9月24日、中0週で迎えた30戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた31戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般C15 18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた35戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた36戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5歳（2013年）

1月11日、中1週で迎えた37戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた38戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。