ハクバボーイ（1986年生、母スイテンローズ）

経歴

デビュー前

3歳（1989年）

1月5日、デビュー戦は岩城博俊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城博俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城博俊騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたミナモトドリーム決め手に屈して半馬身差の2着となった。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩城博俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩城博俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

3月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入った。

6月25日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月13日、中6週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリスボンカイザーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月9日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の鹿島灘特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた15戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の本栖湖特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したミルキーレディを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（7戦1勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた19戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

5歳（1991年）

5月3日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた21戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた25戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月15日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた29戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の松川浦特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた30戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月10日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月23日、中1週で迎えた32戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6歳（1992年）

1月11日、中2週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トップサークルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

2月9日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた37戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ヒロノファイターに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月29日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた39戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。