ユウターサイレンス（1997年生、母カンキョウイチコ）

ユウターサイレンス（1997年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時5歳）と交配したカンキョウイチコが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）五丸農場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方22戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五丸農場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、上山登によって252万円で落札された。

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月1日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月13日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた8戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

4歳（2001年）

1月10日、中7週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた13戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

1月23日、中1週で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C5（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウターダッシュからクビ差の2着に甘んじた。

3月9日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のロングビエントに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドハリケーンから1馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンガスフラッシュから1馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキングパサーに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

5月10日、中0週で迎えた22戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、清水貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（2002年）

4月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた24戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた27戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（11戦2勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた30戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（12戦2勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は保利良平騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（13戦2勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。