4歳未勝利

レース展開

ギブアンドテークが一団を引っ張る展開、半馬身後ろの位置にボルチモアボーイが続く

ギブアンドテークが果敢に端を奪い、体半分のリードで集団を引っ張っていく。2番手にボルチモアボーイが続く。2馬身以上離れて、エルチャンスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはディオゲネス、サマーミステリー、タイキャノン、マルコーハスラオら4頭。2馬身以上空いて、トリップコロンは中団後方の位置取り。ウエスタンアキラは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。少し差があって、後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはユウターサイレンスとジョーモンステラ。最後方にシアカーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ギブアンドテークが天授のスピードで端を奪い、そのまま直線でも脚勢を落とさず先頭でゴールへと飛び込む

先頭はギブアンドテークでリードは1馬身。単独の2番手にボルチモアボーイが続く。その直後、エルチャンスが3番手。先行勢から少し離れたところにディオゲネスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るギブアンドテーク。そのままギブアンドテークが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、3番手の位置から印象的な伸び脚で追い上げた1番人気のエルチャンスが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から息の長い末脚を発揮した2番人気のボルチモアボーイが入った。そこから4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたディオゲネスが入線した。