ラガーボーイ（1991年生、母レディパイロット）

Rugger Boy

1991.02.11

ラガーボーイ（1991年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時6歳）と交配したレディパイロットが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）豊畑富岡牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月26日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったベップシャトーにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中2週で迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

8月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

10月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサヒエスペランザを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。