ランベリーシチー（1990年生、母ジョウシュウフジ）

ランベリーシチー（1990年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロッキータイガー（当時9歳）と交配したジョウシュウフジが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は進栄牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方26戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

9月12日、デビュー戦は玉ノ井健志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月25日、中4週で迎えた3戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3歳（1993年）

2月6日、中6週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイキハルクを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた12戦目は、E.サンマルタン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

4歳（1994年）

3月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月11日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月4日、中2週で迎えた22戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中守騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、清田義男騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1995年）

1月6日、連闘で迎えた28戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた29戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた31戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったパッシングテイオウから1馬身半差の2着となった。

4月18日、中2週で迎えた32戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジェイノーヴァに半馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイットウショウをクビ差制して1着ゴールを果たした。

5月20日、中2週で迎えた34戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月30日、中0週で迎えた35戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた36戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハードジェネシスに3/4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

7月1日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた38戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳留康豊騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた39戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で徳留康豊騎手（13戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。