タイマインド（1991年生、母タイアッシュ）

経歴

デビュー前

3歳（1994年）

1月31日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコスモバズーカをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

7月3日、中9週で迎えた5戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

4歳（1995年）

6月17日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた8戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金華山特別（福島ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

9月16日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたコマノボーイ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたコンチネンタル決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のジントウヨに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月12日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の湯ノ谷特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のインタームテキをクビ差振り切って順当に勝利した。

12月23日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5歳（1996年）

1月13日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中剛騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中剛騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

5月3日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中剛騎手（8戦2勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、6着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の夏至特別（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて、最後は2着のタイニーヤングを半馬身振り切って4勝目を掴み取った。

8月24日、中8週で迎えた20戦目は、内房ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月21日、中3週で迎えた21戦目は、涼秋ステークス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（11戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた22戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、貴船ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた23戦目は、甲斐路ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（12戦3勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、元町ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

6歳（1997年）

1月7日、中3週で迎えた25戦目は、サンライズステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。