インタームテキ（1992年生、母センターダイリン）

インタームテキ（1992年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のマグニテユード（当時17歳）と交配したセンターダイリンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、中央平地36戦5勝2着4回、中央障害2戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

1月5日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月19日、中9週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマンスマートに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月14日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯ノ谷特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸びを見せたが、勝ったタイマインドにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

12月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカペルマイスターに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

12月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（5戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（1996年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の若水賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（6戦2勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（7戦2勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のボーンライヤーを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月2日、中6週で迎えた10戦目は、ハンデ戦のむらさき賞（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（8戦3勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の千倉特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた12戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したミスワキジャパンにハナ差届かず2着に惜敗した。

11月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の初霜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（12戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の香取特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（13戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた18戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5歳（1997年）

1月7日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（14戦3勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（15戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月19日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（16戦3勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったセリサイトダンディにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（17戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（18戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

7月13日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月9日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた26戦目は、4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた27戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアサクサコンドルに1馬身1/4の差をつけて久々に勝利を挙げた。

9月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の河口湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上900万下の南総特別（中山芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（19戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6歳（1998年）

1月5日、中4週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったハートマンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のグランシェールに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

1月31日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（5戦2勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のアメジストステークス（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（6戦2勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

9月20日、約7か月の休み明けで迎えた37戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカッティングダークからクビ差の2着に甘んじた。

10月3日、中1週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケーカイザーから7馬身差の2着に敗れた。