レッドシャリオン（2017年生、母レッドスピリッツ）

レッドシャリオン（2017年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のエイシンアポロン（当時10歳）と交配したレッドスピリッツが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木部ファーム。2019年の日高町建設協会特別で2着に入った他、2019年の様似町アポイ山荘賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

6月13日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミナトノヨーコをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月17日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月30日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンの安平町安平山パークゴルフ場特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフルールカップ（アメリカンペイト（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンの日高町建設協会特別（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、アザワクにハナ差交わされて2着となった。

10月9日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンの様似町アポイ山荘賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフィールドノアに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月13日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のキクノウィングに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3歳（2020年）

1月9日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月12日、中8週で迎えた10戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のドントルックバックに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月20日、中3週で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。