イナギテイオー（2000年生、母イナギセイコー）

経歴

デビュー前

2歳（2002年）

8月6日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は475kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアローフォンテンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中7週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のダハールフォンテンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2003年）

1月16日、中2週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’03ゴールデンステッキ賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

8月11日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のりんどう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1190m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2004年）

3月17日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したタケノシュガーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2三（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のノバナに6馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた20戦目は、葛西特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。