ヘヴンズカントリー（1997年生、母アロートウヘヴン）

ヘヴンズカントリー（1997年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時5歳）と交配したアロートウヘヴンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の一般B3(ハンデ)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額3,150万円（31.5万×100口）で一口馬主が募集された。

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

8月26日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では切れる脚を使えず18着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた2戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に敗れた。

12月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2001年）

4月8日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクヘリオスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、連闘で迎えた7戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクセスホークから3/4馬身差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1650m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の一般C3（三条ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐剛紹騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月14日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐剛紹騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルライジンをクビ差制して2勝目をつかんだ。

9月5日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1ニ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐剛紹騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルライジンに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦のエチゴビール特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐剛紹騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐剛紹騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウォッチングユーに1馬身の差をつけて制した。

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で五十嵐剛紹騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブダイマジンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月18日、連闘で迎えた15戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた16戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のさわやか特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビコーヘリオスから4馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中0週で迎えた17戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の日米徽章特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノマングローブから1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2002年）

4月17日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、美香保特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた21戦目は、大樹ストリングチーズ特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた22戦目は、太陽の瞳特別（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。