ヘルミオーネ（2020年生、母ペチカ）

ヘルミオーネ（2020年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より。成績優秀で活発な女の子をイメージ」。毛色は芦毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したペチカが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はヒダカフアーム。主な勝ち鞍は2024年の春哉ダッシュ(C3二)。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月24日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

3歳（2023年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

11月21日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から40kg戻して迎えた3戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4歳（2024年）

1月10日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

2月21日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた8戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、APRILダッシュ（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた11戦目は、MAYダッシュ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田野豊三騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、春哉ダッシュ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田野豊三騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミラクルハゼオーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（園田ダート820m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田野豊三騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田野豊三騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田野豊三騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C2二（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で田野豊三騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったエコロブレスに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた17戦目は、ジャスミン賞（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田野豊三騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3二（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で田野豊三騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で田野豊三騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、不撓不屈ダッシュ（園田ダート820m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で田野豊三騎手（12戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のディーノショウミョに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2025年）

3月12日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、LJSイベントin園田（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で田野豊三騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた22戦目は、Let’s Paka!Paka!（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で田野豊三騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた23戦目は、黍田町ダッシュ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で田野豊三騎手（15戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた24戦目は、そのだ金曜ナイター開幕（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で田野豊三騎手（16戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプチフレーシュを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月29日、中1週で迎えた25戦目は、後川奥ダッシュ（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、今成亮太☆来場記念（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は田野豊三騎手（17戦3勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、家内ダッシュ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（18戦3勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

7月24日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（19戦3勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた29戦目は、声優が叫ぶパカやろう!賞（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田野豊三騎手（20戦3勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた30戦目は、倭文委文7ハロン（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田野豊三騎手（21戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田野豊三騎手（22戦3勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田野豊三騎手（23戦3勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた33戦目は、糸井嘉男☆来場記念（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田野豊三騎手（24戦3勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田野豊三騎手（25戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。