オーロリンチェ（2015年生、母It’schemistrybaby）

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月9日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のファニーバニーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下のエスペランサ賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

3歳（2018年）

8月5日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたアメリカンファクト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦1勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のドリュウを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

10月21日、中6週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の大山崎特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2019年）

7月7日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの大府特別（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

9月16日、中9週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの1999メモリアルエルコンドルパサーカップ（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5歳（2020年）

2月16日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

5月24日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの火打山特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

7月20日、中7週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた10戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の渚ダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、獅子座スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のニッポンダエモンに3馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

9月29日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、トルマリンスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6歳（2021年）

6月25日、約9か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた13戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、かに座スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

7月21日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた14戦目は、夏の陣ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマイシップに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

8月9日、中2週で迎えた15戦目は、ポイント10倍!SPAT4船橋夏の陣賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた16戦目は、メープルスプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた17戦目は、ガチすぱ!配信中!SPAT4で10倍賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

7歳（2022年）

1月11日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、酒々井スプリント（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた19戦目は、フェブラリーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた20戦目は、抜山蓋世賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

2022年3月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。