デルサラード（2008年生、母テイクミーハイヤー）

デルサラード（2008年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界一高い活火山名より」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時8歳）と交配したテイクミーハイヤーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2-20。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

4月2日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

8月20日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

10月1日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月29日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月6日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたアクアピューラ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ヤマニンアンフォラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月27日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカシマジュリアンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月5日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマニンアンフォラに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

12月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスイートジョリに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（2012年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、真昼岳レース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルウッドショットにハナ差交わされて2着に惜敗した。

4月29日、中1週で迎えた12戦目は、オトギリソウレース（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、石桜杯（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月24日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、美好玩具「こども縁日」賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、タミヤグランプリ全日本選手権岩手大会2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月23日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月26日、中4週で迎えた18戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた19戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、チャレンジレース（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5歳（2013年）

1月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカシノパンジーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

2月16日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず4着に敗れた。

2月24日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた28戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート900m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミサキラブに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月28日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日野太一騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は日野太一騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日野太一騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

6月9日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた36戦目は、チャレンジシリーズ第14戦（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は日野太一騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた38戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサチノハヤブサに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月11日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。