エンタングルメント（2019年生、母リージェンシーロマンス）
Entanglement
2019.04.24
エンタングルメント（2019年4月24日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「やっかいな状況」。毛色は鹿毛。種牡馬のShamardal（当時17歳）と交配したリージェンシーロマンスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 13戦2勝 [2-0-1-10/13]
- 総賞金国内
- 2,673万円
- 生年月日
- 2019年4月24日
- 出生国
- イギリス
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 昆貢栗東
- 馬主
- ゴドルフィン
- 生産者
- Godolphin
- 抹消情報
- 中央：2025年1月5日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のリージェンシーロマンスは海外9戦1勝。祖母のCriquetteは海外4戦2勝。曾祖母のGhislaineは海外2戦1勝。父のShamardalは海外G1・4勝（仏国芝[2勝],英国芝[2勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Northern Dancer | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Roberto | 5×5*5 | 9.37% |
| 牡 | Raise a Native | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Never Bend | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Nearctic | 6×5*6 | 6.25% |
| 牡 | Hail to Reason | 6*6*7×6*6*7 | 7.81% |
| 牡 | Native Dancer | 6*7*7×6*7*7 | 6.25% |
| 牡 | Nashua | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Nasrullah | 7*7*7*7×6 | 4.68% |
| 牡 | Princequillo | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Nearco | 7×6*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Intent | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Count Fleet | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Hyperion | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Halo | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | Bold Ruler | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | Natalma | 6*6×6 | 4.68% |
| 牝 | Lalun | 7×6*7 | 3.12% |
| 牝 | Almahmoud | 7*7*7×7 | 3.12% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ストームキャット系
- ファミリーナンバー
- 1-t
レース成績
経歴
デビュー前
昆貢厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
11月6日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレアルタッドを半馬身振り切って初勝利を挙げた。
12月18日、中5週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。
3歳（2022年）
1月22日、中4週で迎えた3戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
4歳（2023年）
8月12日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの石狩特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。
5歳（2024年）
2月11日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヨウシタンレイを3/4馬身振り切って休み明け初戦を制した。
3月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラスの千里山特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。
4月6日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの白鷺特別（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（6戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。
5月4日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの鴨川特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（7戦2勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
8月10日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの木曽川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
9月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの有松特別（中京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。
9月22日、中2週で迎えた12戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの夕月特別（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。
12月28日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのフォーチュンカップ（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（8戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。
2025年1月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。