メイショウヤギリ（2012年生、母メイショウエレノア）

メイショウヤギリ（2012年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋矢切（千葉県松戸市の地名）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時14歳）と交配したメイショウエレノアが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

9月27日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

11月16日、中6週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

3歳（2015年）

1月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタガノフォーエバーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

4歳（2016年）

4月16日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた13戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

7月24日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンキングダンサーから5馬身差の2着となった。

12月11日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2017年）

1月7日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月12日、中8週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

5月7日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノリュウセイに9馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月8日、中8週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた23戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で平沢健治騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月28日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢健治騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。