ミリノテツニー（2012年生、母ニシノファンシー）

ミリノテツニー（2012年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋家族名愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時17歳）と交配したニシノファンシーが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川隆則。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C2 26。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川隆則から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、榮義則によって892.5万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月14日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

3歳（2015年）

8月23日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず18着に終わった。

10月10日、中6週で迎えた3戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月18日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上C2 41（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 43（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグラツィオーソに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月26日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

4歳（2016年）

1月3日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のエンジェルヴォイスに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月23日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた14戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、セントポーリア賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 45（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。