ストロングフォース（2019年生、母マルトクビクトリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹中牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって715万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、犬塚悠治郎によって2,970万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

6月12日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3歳（2022年）

2月19日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

4月24日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月6日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月24日、中2週で迎えた7戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のナティビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月16日、中7週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリックタンジロウに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシャイニーポケットに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシャイニーポケットに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のローガンをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブライリーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2023年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、初夢賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のダルマワンサに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月11日、中9週で迎えた15戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、興和電設・コスモ通信JV賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアナンクスに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、桜並木賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（7戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、晩春特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（8戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5月16日、連闘で迎えた19戦目は、ネモフィラ賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、紫陽花賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（10戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったレールガンにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

6月20日、中2週で迎えた21戦目は、薄暑特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（11戦6勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般B1一（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（12戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイシーキングをアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

7月25日、中1週で迎えた23戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた24戦目は、竜胆特別（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（14戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた25戦目は、新涼特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（15戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたブラックバゴ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月11日、中1週で迎えた26戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、白露特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、寒露特別（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。