ジターナフォンテン（2000年生、母クインポイント）

ジターナフォンテン（2000年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ロマ族（西）＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時11歳）と交配したクインポイントが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地19戦1勝、地方21戦3勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月2日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るターフグラッドを豪脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

3月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

4月27日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（3戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月15日、中6週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（5戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（6戦1勝）。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で梶晃啓騎手（9戦1勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で梶晃啓騎手（10戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた14戦目は、ディセンバー特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で梶晃啓騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月18日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で梶晃啓騎手（12戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月6日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で梶晃啓騎手（13戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月10日、中4週で迎えた17戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

5月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた19戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下の塩屋埼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（14戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月30日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた21戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の御宿特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノアブラウンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた22戦目は、習志野市制施行50周年きらっと特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキセキテーストに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5歳（2005年）

4月27日、約7か月の休養明けで迎えた23戦目は、ファンシーステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の新緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のショウナンシャトーに4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

6月1日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定G3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月6日、中4週で迎えた26戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

6歳（2006年）

5月4日、約10か月の休養明けで迎えた27戦目は、ハンデ戦の立夏特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月15日、中5週で迎えた28戦目は、ファンシーレイン特別（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（6戦3勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

7月19日、中4週で迎えた29戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、文月特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

9月22日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた30戦目は、ハンデ戦の真葛特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

10月25日、中4週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた31戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の三里塚特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

12月5日、中2週で迎えた33戦目は、フェイスフルホイップ特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた34戦目は、ひいらぎ賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7歳（2007年）

2月14日、中7週で迎えた35戦目は、バレンタインデー賞（浦和ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（11戦3勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月16日、約9か月の休養明けで迎えた36戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の三里塚特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた37戦目は、グッドラック特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8歳（2008年）

1月9日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた39戦目は、ガーネット特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（12戦3勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた40戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春告鳥特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。