ロングオーカン（1991年生、母アマツオーネ）

経歴

デビュー前

2歳（1993年）

7月17日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

12月18日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

12月26日、連闘で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3歳（1994年）

1月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシケンエントリーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の芝桜賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野次郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月10日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野次郎騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小野次郎騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のオノデンオージャに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハギノラインナップに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1995年）

5月28日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、垂水ステークス（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（9戦3勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の浄土平特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（10戦3勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入った。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（12戦3勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

9月17日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた18戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、フサトロプリンスにハナ差交わされて2着となった。

11月5日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた20戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の花背特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。