ニューウエーヴ（2001年生、母リアルウーマン）

ニューウエーヴ（2001年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新しい波」。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時18歳）と交配したリアルウーマンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は竹中牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月10日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴来直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴来直人騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴来直人騎手（5戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴来直人騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したラティーノヒートを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3歳（2004年）

1月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴来直人騎手（7戦0勝）。17頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

2月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴来直人騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴来直人騎手（9戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴来直人騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

8月1日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴来直人騎手（11戦0勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴来直人騎手（12戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキイボをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

3月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で鈴来直人騎手（13戦1勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

11月13日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた15戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月24日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5歳（2006年）

2月4日、中5週で迎えた17戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

4月1日、中7週で迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。