アイチグローリ（1985年生、母トシクイン）

Aichi Glory

1985.03.03

アイチグローリ（1985年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトスカイ（当時16歳）と交配したトシクインが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は寺島 義典。戦績は、中央平地12戦1勝、地方44戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

6月21日、デビュー戦は東田幸男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で東田幸男騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で東田幸男騎手（4戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で東田幸男騎手（5戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で東田幸男騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るロマンルーラーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東田幸男騎手（7戦1勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で東田幸男騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で東田幸男騎手（9戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で東田幸男騎手（10戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

3歳（1988年）

2月15日、中8週で迎えた13戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた14戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月19日、約8か月の休養明けで迎えた15戦目は、アラ系一般C2ハ（中京(地)ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C23（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C23（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクリトルに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（1989年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C3ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったピンクリトルからアタマ差の2着に甘んじた。

1月23日、中2週で迎えた22戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田稔騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田稔騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田稔騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田稔騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノマックに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

3月21日、中2週で迎えた26戦目は、春分特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田稔騎手（13戦2勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた27戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田稔騎手（14戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた28戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田稔騎手（15戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた29戦目は、C2ロ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田稔騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた30戦目は、下窪道盛騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2ハ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下窪道盛騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた34戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下窪道盛騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下窪道盛騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（19戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンハードをクビ差制して4勝目をマークした。

9月6日、中4週で迎えた37戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（20戦3勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた38戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（21戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた39戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（22戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた40戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（23戦3勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月16日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（24戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（25戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（26戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1990年）

1月7日、中3週で迎えた44戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（27戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田稔騎手（28戦3勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた46戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田稔騎手（29戦3勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた47戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田稔騎手（30戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウレデイをハナ差制して5勝目を掴み取った。

2月27日、中1週で迎えた48戦目は、春蘭特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田稔騎手（31戦4勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月14日、中1週で迎えた49戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田稔騎手（32戦4勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた50戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた51戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（33戦4勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた52戦目は、松本克幸騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた53戦目は、アラ系一般C2ハ（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（34戦4勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた54戦目は、アラ系一般C2ハ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（35戦4勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた55戦目は、アラ系一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（36戦4勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた56戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（37戦4勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。