ハクコウセツリュウ（2002年生、母ミネノオウカン）

ハクコウセツリュウ（2002年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトロットサンダー（当時13歳）と交配したミネノオウカンが20歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、地方48戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

高砂哲二厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2004年）

7月25日、デビュー戦は安東章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月20日、中7週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月17日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

11月6日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた4戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた5戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングオジジアンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

1月10日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクラトリイチヒメを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下條知之騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で下條知之騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で下條知之騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダブルサイクロンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で下條知之騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミヤノビリーブワンに交わされて2馬身差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で下條知之騎手（11戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヒカリウィニングを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

8月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から25kg増やして迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で下條知之騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で下條知之騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスエヒロノホシを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

10月2日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワールドスターに3馬身の差をつけて優勝

11月5日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（14戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月18日、中6週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で青柳健一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた27戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カフェアクロポリスに交わされて2馬身差の2着となった。

6月11日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた29戦目は、ホトトギス特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は青柳健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた31戦目は、オオルリ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた33戦目は、ライチョウ特設（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

9月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、シロチドリ特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた36戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5歳（2007年）

1月6日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青柳健一騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた38戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた39戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた41戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた43戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた44戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（7戦2勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた46戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた47戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた48戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。