ドリームノート（2011年生、母エイムアットビップ）

ドリームノート（2011年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「夢の記録」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時6歳）と交配したエイムアットビップが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方20戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

9月7日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3歳（2014年）

2月2日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

3月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

4月20日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

8月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた8戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったライブリアヴニールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月19日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンブリッジアドに約13馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったアスターカウンティに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

10月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセルリアンラッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2015年）

2月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた16戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したカイトウショウジョを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月11日、連闘で迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

6月8日、連闘で迎えた20戦目は、一戸町春の産業まつり賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったドックオブザベイに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、グリーンチャンネル賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた22戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた23戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、外山・藪川そば賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた24戦目は、希望郷いわて国体開催記念九戸村賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月30日、中0週で迎えた28戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5歳（2016年）

1月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた30戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。