カントリーガール（1994年生、母ロイヤルカントリー）

カントリーガール（1994年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時7歳）と交配したロイヤルカントリーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグジャパンファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

3月23日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したハップウイチにクビ差届かず2着となった。

4月6日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

6月15日、連闘で迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

8月23日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた12戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のオギスイートハートを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月28日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1998年）

1月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた16戦目は、藤江昭徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江昭徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。