ニチドウライデン（1992年生、母テイーナ）

Nichido Raiden

1992.03.21

ニチドウライデン（1992年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニチドウアラシ（当時16歳）と交配したテイーナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大平牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年のたちばな賞(500万下)。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

12月3日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したエムレスピカにクビ差届かず2着となった。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタマモサンライズを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（1995年）

3月4日、中9週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトサノシオカゼに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下のたちばな賞（京都芝1800m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のダイイチノボルをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

11月5日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。