ウィザードサム（1988年生、母サムババ）

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

6月23日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた3戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月8日、中7週で迎えた4戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシーサイドチェリーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月6日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山田和広騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したダイジュマルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月17日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4歳（1992年）

1月12日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（8戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のイーグルカホーに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月14日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（10戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。