グラスダンディー（1996年生、母ツキノレディー）

グラスダンディー（1996年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダハール（当時15歳）と交配したツキノレディーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方25戦2勝。主な勝ち鞍は2000年の5歳C2。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

11月14日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

3歳（1999年）

1月16日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴広騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴広騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴広騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

7月11日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた10戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月12日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月25日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったスワンシフトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2000年）

1月8日、中6週で迎えた17戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、5歳C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレモンシュガーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月24日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、田瀬湖特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤雅彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤雅彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤雅彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は谷地勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で谷地勝則騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で谷地勝則騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷地勝則騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタニザラーイに3/4馬身の差をつけて優勝

12月18日、中1週で迎えた29戦目は、御所湖特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で谷地勝則騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で谷地勝則騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2001年）

4月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で谷地勝則騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた32戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で谷地勝則騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で谷地勝則騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で谷地勝則騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で谷地勝則騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で谷地勝則騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で谷地勝則騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で谷地勝則騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で谷地勝則騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2 C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で谷地勝則騎手（16戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月2日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で谷地勝則騎手（17戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。