タニザラーイ（1996年生、母ディアーミミ）
Tani the Rahy
1996.02.26
タニザラーイ（1996年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のRahy（当時11歳）と交配したディアーミミが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2。
経歴
デビュー前
栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
10月31日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、マンジュデンゾウゲに3/4馬身交わされて2着となった。
11月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
4歳（2000年）
5月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、5歳以上500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。
6月25日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
9月2日、中7週で迎えた7戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラセキトバに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月25日、連闘で迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストワールドに1馬身半の差をつけて優勝
10月22日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイワントップに4馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
11月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月2日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスダンディーから3/4馬身差の2着に敗北した。
12月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（2001年）
4月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月12日、中3週で迎えた16戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月11日、中1週で迎えた18戦目は、三陸リアス特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。