ザコンテンダー（2011年生、母ゲイリーウェイ）

The Contender

2011.05.22

ザコンテンダー（2011年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「挑戦者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時16歳）と交配したゲイリーウェイが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井 昭二。戦績は、地方9戦2勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2014年）

9月12日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタカイチトミチャンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月17日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のソルトオブジアースをハナ差振り切って断トツの支持に応えた。

11月20日、中4週で迎えた4戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた5戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

4歳（2015年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、ハンデ戦の一般C2十 C3一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十四十五十六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月27日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2十三十四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。