ヤマカツヒーロー(2015年生、母ヤマカツマリリン)
Yamakatsu Hero
2015.03.04
ヤマカツヒーロー(2015年3月4日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+英雄」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ(当時12歳)と交配したヤマカツマリリンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)岡田牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C1四。
経歴
デビュー前
池添兼雄厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(2017年)
11月11日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(京都ダート1800m 晴/稍重)に出走。馬体重は520kg。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
3歳(2018年)
3月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利(阪神ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手(1戦0勝)。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に敗れた。
4月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利(阪神ダート1200m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手(2戦0勝)。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に敗れた。
6月3日、中6週で迎えた4戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
6月10日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B5(金沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手(1戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナックテイオーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
6月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B6(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手(2戦0勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンビリングスを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。
7月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手(3戦1勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、アリソに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
7月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手(4戦1勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
8月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手(5戦1勝)。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
8月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の向後駿之介もうすぐ10歳だよ!記念(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手(6戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ショウカクにクビ差交わされて2着に甘んじた。
9月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3(金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手(7戦1勝)。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三(金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手(8戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。
10月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四(金沢ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手(9戦1勝)。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手(10戦1勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。
10月23日、連闘で迎えた15戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2(金沢ダート1500m 曇/稍重)に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ガンロックにクビ差交わされて2着となった。
10月30日、連闘で迎えた16戦目は、平成30年北海道胆振東部地震被災者支援(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は堀場裕充騎手(11戦1勝)。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモオーヴェルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
11月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1七(金沢ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手(12戦1勝)。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1八(金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手(13戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八(金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手(14戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。
12月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1六(金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手(15戦1勝)。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スイスピリッツに半馬身交わされて2着に敗北した。
4歳(2019年)
3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般C1五(金沢ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は中島龍也騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、チェリートレジャーに交わされて5馬身差の2着に敗北した。
4月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手(2戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したクラルテアンジュにアタマ差届かず2着に甘んじた。
4月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四(金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手(3戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のランパートエースに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
4月30日、中1週で迎えた24戦目は、中黒家・榊原家の結婚式の祝儀を稼ごう杯(金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手(4戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた25戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一里野まんぷくりんまつり(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。