ファイヤーライン（2007年生、母ダラス）

Fire Line

2007.04.18

ファイヤーライン（2007年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したダラスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）明成牧場。戦績は、地方13戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の2歳C2三。

経歴

デビュー前

石川栄厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2009年）

12月30日、デビュー戦は坂口裕一騎手を鞍上に据えて、2歳C2三（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノテリフィックに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

5月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳戦のくずまき山ぶどう飴レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

5月22日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2011年）

5月15日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、がんばろう南三陸（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサマーレプタンサを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って久方ぶりの一戦をモノにした。

5月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったローテスイートピーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のフサイチエナジーに1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったセイウンノーブルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったラブルビーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

8月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ヒビキクエストに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、南部領伊達領境塚レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブリッジポートを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目を掴み取った。