セイウンノーブル（2007年生、母Miniver）
Seiun Noble
2007.02.17
セイウンノーブル（2007年2月17日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋気品あるさま」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のFootstepsinthesand（当時5歳）と交配したMiniverが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2011年の奥州宇宙遊学館レース(一般B2七)。
経歴
デビュー前
宮本博厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2010年）
7月31日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。
9月12日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。
10月12日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るベルガマスクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月28日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、一般C3-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のホリデイスクリーンに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
12月11日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。
4歳（2011年）
4月18日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、がんばれ東日本（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、トウショウエホバに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
5月3日、中1週で迎えた7戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、亀井一枝82歳祝!記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったアキヨシに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
6月6日、中4週で迎えた8戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シルクアヴァロンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
6月13日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
6月20日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったトウショウグローズに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
6月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファイヤーラインに8馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
7月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
7月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフォワードダンサーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
7月25日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
8月1日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンバジリックに9馬身の差をつけて4勝目を収める
8月8日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。
8月16日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。
8月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（10戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったマジックポーションにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
8月29日、連闘で迎えた19戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、アスパラダイス金ケ崎レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
9月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（11戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のコスモクルトゥーラに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
9月12日、連闘で迎えた21戦目は、ウニとアワビのいちご煮レース（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。
9月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。
10月10日、中1週で迎えた23戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、東北ジョッキーズカップ 第2戦（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
10月17日、連闘で迎えた24戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、奥州宇宙遊学館レース（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンストンジールに4馬身の差をつけて6勝目をマークした。
10月31日、中1週で迎えた25戦目は、もみじ賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着を確保した。
11月14日、中1週で迎えた26戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、第2戦 ガイア賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサイレントステージに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。