トウショウエホバ（2007年生、母ビクタートウショウ）

トウショウエホバ（2007年2月25日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋旧約聖書の神の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時10歳）と交配したビクタートウショウが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方38戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は2011年の一般C21。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月28日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

4月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

7月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

9月21日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったユキノロマンスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、星空誕生日記念（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、エムオーネイチャに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったフィールドポップに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、あいら記念（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプランテーションを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

3月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアキヨシに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月29日、連闘で迎えた20戦目は、第二回高須シヅ杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったマッシヴファイターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、がんばれ東日本（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイウンノーブルを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったウルビーノに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた24戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携明光丸シリーズ三戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニュートリノに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

6月18日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイスモーションに半馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月27日、連闘で迎えた26戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキガチャンをクビ差制して5勝目をマークした。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた28戦目は、めざせレコード弾丸チャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウーシエンダーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月1日、連闘で迎えた30戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドアポロから1馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた31戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドアポロから半馬身差の2着となった。

8月21日、連闘で迎えた32戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1130m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で楢崎功祐騎手（8戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で楢崎功祐騎手（9戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で楢崎功祐騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた35戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で楢崎功祐騎手（11戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた36戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携宇治島シリーズ四戦（福山ダート1130m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた37戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1二（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた42戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本三郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2012年）

1月3日、連闘で迎えた43戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本三郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。