グレイスモーション（2007年生、母シンモーション）

グレイスモーション（2007年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「優雅な＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したシンモーションが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、地方20戦9勝2着8回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-2。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2010年）

7月13日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、一般C3-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、セレソローサに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、連闘で迎えた2戦目は、一般C3-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラハイナにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定戦の日高路湯巡りスタンプラリー賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったキャニオンシュネルにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

10月13日、連闘で迎えた5戦目は、コスモスロード賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のレオボアムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中2週で迎えた6戦目は、サッポロクリーミーホワイト賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハレブタイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

4歳（2011年）

2月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C15（福山ダート1130m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンゴアーから3馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた9戦目は、一般C15（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアタッチダウンに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C13（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピリトーソからアタマ差の2着に甘んじた。

4月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスピリトーソに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月30日、連闘で迎えた13戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のインパルスバイヤーに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月15日、中1週で迎えた14戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトノバララットから1馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、連闘で迎えた15戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサカベンハナコに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で嬉勝則騎手（8戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサカベンハナコに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で嬉勝則騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウエホバから半馬身差の2着に敗北した。

6月27日、連闘で迎えた18戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ八戦（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で嬉勝則騎手（10戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンモンローズに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月3日、連闘で迎えた19戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で嬉勝則騎手（11戦6勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルヘイサッカーから5馬身差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた20戦目は、めざせレコード疾風チャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で嬉勝則騎手（12戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンズオペラに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。