ブラウンゴアー（2007年生、母カントニーズ）

ブラウンゴアー（2007年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時13歳）と交配したカントニーズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害1戦0勝、地方9戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の「おはようモーニングとく戦」(一般C13)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、的場牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、的場牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

7月18日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3歳（2010年）

8月28日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

11月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに26kg増やして迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2011年）

1月22日、中9週で迎えた6戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携宇治島シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードクラリオンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C15（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C15（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイスモーションに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレッツゴーカップに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月20日、中1週で迎えた10戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッツゴーカップから2馬身差の2着に敗北した。

3月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C15ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノオスカーから1馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマスターブローニーに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三村展久騎手（7戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマスターブローニーに3/4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で三村展久騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。