キャニオンシュネル（2007年生、母チョウカイマリーン）

キャニオンシュネル（2007年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋速い、急速の（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時12歳）と交配したチョウカイマリーンが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、谷川牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月26日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3歳（2010年）

1月24日、中3週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

5月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず3着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフレンズフェアリーを半馬身捉え切れず2着となった。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた9戦目は、うまレターサマー賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた11戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグレイスモーションをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月30日、中5週で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったモンキーマジックに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2011年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた18戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、最後はマンダリンオヒメと並んで3着同着となった。

2月8日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた21戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。