マツノマイルオー（1996年生、母トツプジーガー）

マツノマイルオー（1996年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェアジャッジメント（当時12歳）と交配したトツプジーガーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）森山牧場。戦績は、地方25戦3勝2着9回。1999年のパールライス特別(ハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森山牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

宮本政晴厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1998年）

8月23日、デビュー戦は吉井浩和騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゲンチケットから4馬身差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1999年）

2月22日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた4戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロトハイネスから5馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のギンガマキバオーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島裕明騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネハルからハナ差の2着に甘んじた。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの荒尾ダービーステップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島裕明騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島裕明騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた9戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロセイントから2馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の普賢岳特設（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は中島裕明騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロセイントに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のシーサイドカップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロセイントに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の普賢岳特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロセイントから半馬身差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のグリーンチャレンジカップ（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島裕明騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアズマターボーから半馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中2週で迎えた16戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦でオープンのパールライス特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた18戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャンハイオージを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2000年）

1月3日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた21戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリ第4戦（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンダーサイレンスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月5日、中2週で迎えた22戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カントリーマップに半馬身交わされて2着となった。

3月12日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた25戦目は、福井慎也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。