シャンハイオージ（1996年生、母フロムザマウンテン）

シャンハイオージ（1996年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時7歳）と交配したフロムザマウンテンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、地方19戦12勝2着1回。1999年のパールライス特別(ハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐伯茂樹厩舎（荒尾）へ入厩。

3歳（1999年）

5月29日、デビュー戦は田中隆仁騎手を鞍上に据えて、4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセラヴィブリヤンに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

6月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイセイトウカイに約12馬身の大差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月11日、中2週で迎えた3戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1300m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノトウコウに約13馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーミストレスに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーミストレスに1馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスマイサニーに4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

9月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦のグリーンチャレンジカップ（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスズインザスカイに1馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

10月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳ハンデ戦でオープンのパールライス特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネハルからアタマ差の2着に甘んじた。

11月14日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた10戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノマイルオーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2000年）

1月4日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアーミーフラッシュに4馬身の差をつけて優勝

1月22日、中2週で迎えた12戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリファイナル千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月9日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた15戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツライアンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月3日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月30日、中3週で迎えた17戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフェアリーシーンに2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月17日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のファザートゥサンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月9日、中7週で迎えた19戦目は、オパール特設（佐賀ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永尾正則騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。