テンショウジェット(2002年生、母ユリフジ)

Tensho Jet

2002.05.28

テンショウジェット(2002年5月28日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスカミカゼ(当時9歳)と交配したユリフジが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は真壁 信一。戦績は、地方14戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳B3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、真壁信一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

新田守厩舎(水沢)へ入厩。

2歳(2004年)

5月30日、デビュー戦は沢田盛夫利騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー盛岡芝1000m 曇/良)に出走。馬体重は431kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳盛岡ダート1200m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手(1戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳水沢ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手(2戦0勝)。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、2歳水沢ダート1300m 曇/重)に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル盛岡ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手(3戦0勝)。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳C1水沢ダート1300m 曇/稍重)に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳(2005年)

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2水沢ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B3水沢ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手(2戦0勝)。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフォージドカトレアをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳B3水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手(3戦1勝)。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエゴイストに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1水沢ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手(4戦2勝)。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2水沢ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手(5戦2勝)。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1盛岡ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手(6戦2勝)。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、3歳B1盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手(7戦2勝)。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月9日、中5週で馬体重を前走から24kg戻して迎えた14戦目は、3歳B2盛岡ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手(8戦2勝)。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。