ジャッジ（2017年生、母ステッバイステップ）
Judge
2017.04.15
ジャッジ（2017年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「審判」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したステッバイステップが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂牧場。2023年のスプリント特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
7月6日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。
11月17日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のニーズヘッグを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。
12月8日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。
3歳（2020年）
2月1日、中7週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
3月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。
4月19日、中5週で迎えた7戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。
5月23日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたキタノヴィジョン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
6月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったラストマンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトップリーチに2馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。
11月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの伊勢佐木特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続でM.デムーロ騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。
4歳（2021年）
2月20日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた13戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。
3月28日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。
5歳（2022年）
2月12日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた15戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。
3月27日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。
4月23日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの尾瀬特別（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
10月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの西湖特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。
10月29日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
12月3日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの境港特別（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。
12月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの豊中特別（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。
6歳（2023年）
2月4日、中7週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた22戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのテレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
3月18日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。
2023年3月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
4月23日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた24戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったマルケイマーヴェルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
5月22日、中3週で迎えた25戦目は、陽光特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたブレイニーラン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
6月20日、中3週で迎えた26戦目は、薄暑特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
デビュー前
三野宮通厩舎（岩手）へ入厩。
7月17日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、向日葵特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。
11月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた27戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったサンドフィッシュにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
12月4日、中1週で迎えた28戦目は、C1三組（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェイエルドラフトに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。
12月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のレディヴィクトリアに1馬身半の差をつけて優勝
12月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、サンエントジアスタにクビ差交わされて2着に甘んじた。
7歳（2024年）
3月12日、中9週で迎えた31戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で岩本怜騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ビヨンドザドリームに交わされて3馬身差の2着となった。
3月25日、中1週で迎えた32戦目は、シダレザクラ賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩本怜騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、アンコールゲランに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
4月8日、中1週で迎えた33戦目は、B1三組（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩本怜騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したオンザブロッサムを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
4月22日、中1週で迎えた34戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、八重山吹賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヴァルラームにクビ差交わされて2着に甘んじた。