タイセイガニアン（2016年生、母ヒビキウィン）

Taisei Gagnant

2016.05.30

タイセイガニアン（2016年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝者（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時9歳）と交配したヒビキウィンが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は藤春 修二。主な勝ち鞍は2020年の一般C2四五六。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

2月3日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したボランテレオにハナ差届かず2着となった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月20日、中5週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4歳（2020年）

1月23日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1400m 雨/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウインコンツェルトに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。