ナカノシルバー（1985年生、母ダイワシルバー）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

4月23日、デビュー戦は須崎昇騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で須崎昇騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、リリーオブザダンスに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月15日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須崎昇騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシベリアンテーストに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、中1週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた5戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヘルメスエンペラを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

7月30日、中1週で迎えた7戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の足立山特別（小倉芝1700m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月6日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の日南特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の秋分特別（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は加用正騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（3戦1勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月20日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’88ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下のクリスマスキャロル賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は加用正騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4歳（1989年）

1月16日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したアグネスハヤテを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったダンツエリートに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の長良川特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアグネスハヤテを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて制した。

9月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の瀬戸内海特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入った。

11月4日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の北大路特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（10戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のブイルマンをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月25日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1400万下の花園ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（11戦2勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1400万下の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6歳（1991年）

2月16日、約14か月の休養明けで迎えた25戦目は、斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（13戦2勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般A1（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。