ランドシャーク（2009年生、母エアリング）

ランドシャーク（2009年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地上の鮫」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したエアリングが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、稲原牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、丸沼千明牧場によって1,890万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月11日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月11日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

6月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月11日、中6週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

9月22日、中5週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレッドガナドーラを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2013年）

3月31日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のダークシーカーに3馬身の差をつけて優勝

8月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のフリスコベイに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月24日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の苗場特別（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（3戦2勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったインディーズゲームにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

11月24日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のシャングリラ賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下のハッピーエンドカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（5戦2勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

5歳（2014年）

1月19日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで踏ん張ったが、勝ったアルベルティにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。