ミススパーク（1984年生、母ミスペルシアン）

ミススパーク（1984年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のホツトスパーク（当時12歳）と交配したミスペルシアンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松田牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方15戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

野島三喜雄厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1986年）

8月21日、デビュー戦は吉村祐一騎手を鞍上に据えて、馬体重は460kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のドクターラツプルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、中3週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で吉村祐一騎手（1戦1勝）。4頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリベラルオーシャンから3馬身差の2着と苦杯を喫した。

10月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の中京盃（中京(地)芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉村祐一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニチカラに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の中日スポ杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村祐一騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月21日、中6週で迎えた5戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1987年）

1月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若獅子特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉村祐一騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村祐一騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村祐一騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた9戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノエイユウーに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

8月26日、中2週で迎えた10戦目は、ひなげし特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村祐一騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアミーホースに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月27日、中4週で迎えた11戦目は、C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村祐一騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキヤツスルテイムに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、白坂芳文騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（中京(地)芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月18日、連闘で迎えた13戦目は、こがね特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉村祐一騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、養老特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村祐一騎手（10戦4勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドメージから4馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた15戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村祐一騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1988年）

7月23日、約8か月の休み明けで迎えた16戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の筑紫特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

10月2日、中9週で迎えた17戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

12月4日、中8週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5歳（1989年）

2月4日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーアボンバーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月11日、中4週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝1400m 外回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手（4戦1勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月27日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上野清章騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。