ヒロブライト（1997年生、母ガッサンスキー）

ヒロブライト（1997年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパレスミュージック（当時16歳）と交配したガッサンスキーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方22戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のリゲル特別(一般C3)。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月30日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

5月14日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

8月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

10月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着を確保した。

11月11日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

4歳（2001年）

6月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

8月12日、中7週で迎えた11戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた12戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカオトップガンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るタテヤマオージャを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月1日、中2週で迎えた14戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のガイセンオーを半馬身振り切って制した。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウェーブメールを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた18戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月2日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5歳（2002年）

1月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4月13日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた25戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（12戦3勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（13戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（14戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（15戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（16戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（17戦3勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。