マイトイズライト（2004年生、母リズムコーダ）

マイトイズライト（2004年2月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「力は正義」。毛色は栗毛。種牡馬のディアブロ（当時17歳）と交配したリズムコーダが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）五丸農場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五丸農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって183.75万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月18日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

4月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月5日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた7戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったトーホウカラブランに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヘッドベガに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のナツノウインクに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

9月26日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の飛騨高山杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた13戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月11日、中2週で迎えた15戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた16戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月7日、連闘で迎えた17戦目は、藤原幹生騎手恋人募集記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた18戦目は、露木幸彦男の離婚本出版記念（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったロードフリーダムに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中2週で迎えた19戦目は、伊津子・泰士誕生日記念（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、吉野温人1歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた21戦目は、祝ゆらちゃん1歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた22戦目は、一般C24（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（13戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリエンディバーに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（14戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（15戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（16戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月8日、中5週で迎えた26戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた27戦目は、高崎の虎復活記念（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（17戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスターイエモトに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月14日、中2週で迎えた28戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（18戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた30戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C4b（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C13（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。