ハッピーシャルダン（1999年生、母サマニコマチ）

ハッピーシャルダン（1999年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時11歳）と交配したサマニコマチが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は様似渡辺牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、渡辺牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、高橋文枝によって1,123.5万円で落札された。

千葉博厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

6月11日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンアルファに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月21日、中5週で迎えた2戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンフレッシュから半馬身差の2着となった。

9月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウシンクイーンから1馬身半差の2着となった。

11月10日、中3週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2002年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月27日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、5着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた13戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、5着を確保した。

4歳（2003年）

1月19日、中4週で迎えた15戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた16戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた17戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップミューズ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のポジティヴポスターに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

3月30日、中1週で迎えた18戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の播磨特別（阪神芝1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、6着に入り込んだ。

4月26日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下のシドニートロフィー（京都芝1400m 外回り曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた21戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の乙訓特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた23戦目は、サマーカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた24戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったマヤノシャドーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月12日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は河北通騎手（3戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた26戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。