トウシンクイーン（1999年生、母クラコベーニ）

トウシンクイーン（1999年5月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時12歳）と交配したクラコベーニが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）東振牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦2勝2着1回。2002年のさつき賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、東振牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、東振牧場から「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤茂厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2001年）

9月18日、デビュー戦は吉田晃浩騎手を鞍上に据えて、2歳B1（上山ダート1250m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーラッキーに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月15日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーシャルダンに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

11月18日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦2勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

3歳（2002年）

5月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のさつき賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェドエフラーから5馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の東北優駿（上山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2003年）

5月11日、約10か月半の休み明けで迎えた9戦目は、BSフジ・競馬大王「清水智」ご当選記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。